Mizu no Uta PRESS vol.24
長い冬から自然が目覚め、暖かくなると同時に心も和らぐ春。気持ちに潤いを与える旅にぴったりの季節です。
水の謌の春は、陽射しの中で花散策を楽しむのに格好のシーズン。
「花の名前をひとつ覚える」「透明度の高い湖水を眺める」そんな小さな発見がもたらす心の変化を、
自然の芽吹きとともに感じられる旅になればと思います。
春、桜の季節がやってきます。じつは「水の謌」の宿の周辺は、約15本の桜の木がある隠れた桜の名所なのです。例年5月10日前後にエゾヤマザクラが、その後1週間ほど遅れて、濃いピンクの美しいヤエザクラがほころび始めます。また、その期間中は、夜になると桜がライトアップされますので、昼夜で違った花の表情をご覧いただけます。
5月中旬から下旬には、支笏湖周辺の山々の裾野が、樹木の芽吹きによって淡い緑色のグラデーションで染まります。山がエゾヤマザクラのピンクと相まって美しく色づいていく様子を、地元では「春紅葉」と呼びます。
また、湖畔の園地内に咲く桜はエゾヤマザクラが大半ですが、中には6月上旬にやっと咲くミヤマザクラもあり、一気に雨風で散ることがなければ、比較的長い期間、桜の花を愛でることができます。
ぜひテイクアウトできる「水の謌ガーデン」のハンバーガーや「パティシエ・ラボ」のスイーツを持って、水の謌の中庭で、お花見気分のピクニックをお楽しみください。
ゴールデンウイーク前後には、支笏湖周辺に春の花が咲き始めます。この時期に見られる花の種類は意外とたくさんあり、一番早く残雪の下から顔を見せるのは、4月上旬に咲き出すフキノトウ。日当たりの良い斜面から順に現れます。次に、可愛らしいフクジュソウの黄色い花。これは支笏湖ビジターセンターの周囲でも見られます。
5月に入ると人気のエゾエンゴサクが林床の一面に青い花を咲かせ、中旬には葉っぱが菱形をしたエンレイソウや、シラネアオイが開花。下旬になると、白く小さな花が白い実に変わるフッキソウなどが咲きます。さあ、宿周辺の花散策へ、出かけてみませんか。
春の支笏湖を訪れたら、「水中遊覧船」に乗ってみませんか。船の下部には、水深2mの位置に70cm四方の水中窓が設けられていて、湖底を見学できます。晴れた日は窓から紺碧の支笏湖ブルーが見え、曇りの日はブルーには映らないかわり、湖底の柱状節理などがはっきり見えます。湖水の透明度の高さを実感してみてください。
運が良ければチップ(ヒメマス)に出会えることも。
また、湖を囲む大自然も見どころで、天候が穏やかな春~初夏の朝に船上から見る、湖面に映る残雪の風不死岳は絶景です。
※波や風の状況により、欠航する場合があります。
※団体でご利用の場合はあらかじめ予約が必要です。
自然美と出会える支笏湖の観光船。湖底が鮮明に見える船に乗り、透明度の高さを実感してみませんか。
北海道千歳市支笏湖温泉番外地
Tel.0123・25・2404
詳しくはこちら※悪天候の場合は中止となります。
予めご了承ください。
支笏湖ビジターセンターでは、月2回ほど、参加費無料の自然観察会を催しています。春は例年、支笏湖周辺の花スポットをのんびり巡るウォーキング。毎年人気のアクティビティです。
この春、ヘルシービュッフェ[アマム]に、高濃度でフレッシュな水素水サーバー「H₂OPE」が登場しました。体に有害な悪玉活性酵素だけを排出し、細胞の新陳代謝を促す水素水は、疲労や老化防止、健康回復に働きかける水。支笏湖の清らかな水から生まれた機能水を、ぜひお試しください。
客室と大浴場に備えた青いボトルの宿オリジナルアメニティを、売店[水の音]でご購入いただけます。道産黒大豆『黒千石』発酵エキスほか、道産天然素材を全アイテムに生かして地元化粧品会社と新開発した自然派コスメです。