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まじりけのないピュアでシンプルなものが教えてくれる大切な思いpure taste


お母さんの気持ちを大切に、新千歳空港内に鶴雅グループの新おやつブランドHAPOが誕生。

北海道の素材で「おいしさ」と
「安心」を ひとつながりに

水の謌は「美と健康」をテーマにつくられた、支笏湖畔のリゾートホテル。その姿勢は、各施設はもちろん、宿からの提案にも表れています。滞在中の「食」もしかり。ビュッフェレストラン「アマム」も料理茶屋「天の謌」も、開業以来、野菜をたっぷりとることができるヘルシーなメニューを基本に、季節ごとの北海道の味覚を取り入れて提供してきました。近郊の顔の見える生産者から届く、その土地に根ざした食材が、すべての料理のベース。「おいしいこと」と「安心なこと」は、いつもひとつながりであって欲しい。根底には、そんな純粋な思いがあります。2011年、水の謌と同じ千歳市の空港ビル内に誕生したスイーツ専門店「HAPO」は、鶴雅グループの食への思いを込めた、新しいおやつブランドです。ハポはアイヌ語でお母さんのこと。無着色、無香料、保存料無添加の「ママが子どもに食べさせたいおやつ」を、北海道産の素材を生かして作れないだろうかと考えました。と考えました。「食の安全」が大きな注目を浴びている今だからこそ、栄養があって体によくて安心なお菓子づくりを。そのためには、真摯に農作物を育てる生産者との協力が欠かせません。「HAPO」のお菓子には、最先端の技術を駆使した「ネピュレ」というピューレが使われています。これは、野菜や果物などの農作物を加熱蒸気処理した後、特殊なミキサーを使って、素材の栄養成分や組織の損失を極力抑えてピューレ状に加工したもの。たとえばカボチャの黄色やトマトの赤など、素材の鮮やかな色と香りをそのまま保つことができます。この技術によって、従来の着色料や香料を使わず、健康的なお菓子を作ることが可能になりました。今後は、無農薬や有機栽培を続ける北海道の生産者を訪ね、その畑から生まれた、より安全な作物を使ったお菓子づくりに取り組んでいきます。 余分なものを加えずに、北海道産の野菜やチーズ、小麦粉や卵を使って「安心なおやつ」を作る。「HAPO」は鶴雅グループが提案する、次世代のお菓子のカタチです。

鶴雅グループの食にこめる思いをスイーツで発信

2011年7月、新千歳空港のターミナルビル内に新しくオープンした、スイーツ専門店「HAPO」。鶴雅グループの「食への思い」をお菓子にこめて北海道から発信する、アンテナショップ的な役割も担っています。元気なオレンジ色をテーマカラーにした店のショーケースには、つくりたてのシフォンケーキやカステラ、クッキーやゼリーなどがずらり。「お客様の中心は旅行客の方ですが、施設全体のリニューアルによって空港に足を運ばれる地元の方も増えていますね」と中久保店長。可愛いパッケージにひかれて手に取る若い女性、今まで見たことがないので珍しいからお土産にと買うビジネスマン、素材を確かめコンセプトに共感して購入する主婦など、客層は多岐に渡ります。また、お土産としてだけでなく、1カット370円でばら売りしているシフォンケーキや、4ピース入り280円の野菜カステラなどは「朝ご飯に機内で食べる自分用に」と買い求める人も多いとか。「これも、ヘルシーなイメージが強いからだと思います」。HAPOのお菓子を製造する千歳の会社も、「着色料を使わずにここまできれいな色が出ることは画期的、と話されていました。安心して食べられるお菓子だから、販売する側も安心してお勧めできます」。現在、札幌市内にもショップはなく、全商品が揃うのは新千歳空港店だけ。「北海道産の素材にこだわってスイーツを作るのはなかなか難しいことですが、鶴雅グループの新しい挑戦を、ここから発信していきます」。 

畑

安心なお菓子づくりは、安全な素材選びから。
まずは生産者の畑に足を運ぶことからスタート

[ハポの北の農場の野菜物語]北海道で収穫したホウレンソウ、カボチャ、ニンジン、トウモロコシを使った野菜カステラ。ひと口サイズに食べやすくカットして、見た目にもかわいい。絵本をイメージしたパッケージもお子様に食べてもらいたいとの思いから。
野菜や果物などの農作物素材を、栄養分を損なわずに凝縮したネピュレを使用

自然のままの色と香りを閉じこめたやさしい味わい。HAPOが伝えたいのは生きている素材が持つ力

しっとりふわふわの「ハポシフォン」には、北海道のイチゴや黒千石豆、カボチャやホウレンソウのネピュレを使いました。道産小麦のきめ細やかな生地にナイフを入れるとイチゴのピンクやカボチャの黄色が顔をのぞかせます。これは着色料を使わない、素材そのものの色。HAPOは「良質な素材の力を伝える」お菓子です。 

シフォンケーキ

1.[ハポシフォン・アソート]3種類のシフォンケーキを2カットずつ詰め合わせた、欲張りなセット。2.[ハポシフォン・カボチャ×ホウレンソウ]しっとりとしたシフォン生地の黄色と緑は、着色料を加えていない素材そのものの色。 3.[ハポシフォン・イチゴ×プレーン]イチゴのネピュレとミルクの風味をプラスした「いちごミルク生地」と「プレーン生地」と組み合わせた一品。この他に、「黒千石×チーズ」もある。

ゼリー・クッキー

4.[ハポの北のトマトのゼリー]トマトをまるごとネピュレにして、そのままゼリーに。 5.[ハポの北のイチゴのゼリー]シンプルに仕上げているので、イチゴを食べているようなフルーティーさ。 6.[北海道が見えるドーナツクッキー・いちご]イチゴのネピュレを粉末状にした「イチゴパウダー」をクッキー生地に練り込み、ドーナツ型に焼き上げた。いちごの他に黒千石もある。 7.[森の小人 コロポックルのおやつ・黒千石]黒千石豆の生豆を粉にしたきな粉を生地に配合して、クッキー生地にたっぷりと練り込み、イチゴネピュレで作ったジャムをサンド。このほかにいちご味もある。


安心して食べられるお菓子だからこそ、販売スタッフも自信を持っておすすめできます。

nakakubo

つるがスイーツHAPO
店長 中久保 一美

1972年北海道札幌市生まれ。航空会社勤務を経て2011年よりHAPO勤務。オープン準備に奔走し、開店時より店長に。スイーツ党を自認し、「HAPO商品の中では、いちご味のものが好きです!」

鶴雅スイーツハポ

清らかな水から生まれる蒼い氷の奇跡
千歳・支笏湖氷濤まつり

何ともいえず美しい青い色をした氷のオブジェ約30基が雪原に並ぶ、「2012千歳・支笏湖 氷濤まつり」。第34回の今期は2012年1月末〜2月半ばに開催され、千歳エリアを代表する冬の一大イベントです。支笏湖畔の会場は、水の謌から歩いてすぐ。氷のトンネルや滑り台をはじめ、自然の造形美を生かした大小の氷像が立ち並ぶ様は見ごたえがあります。 氷像の制作期間は2カ月半ほど。ベースの骨組みに支笏湖から汲み上げた水を霧状にして吹きつけ、厚くしていきます。氷の厚さはから大型のもので約2m。氷に松などを貼り付けて作る「苔の洞門」や、「滑り台」「アイスマウンテン」などが、例年、来場者に人気です。支笏湖の水は不純物が少なくきれいなので氷の中を光が通りやすく、その屈折具合から青く見えるとも言われます。ほかの冬イベントでも、ブルーの氷像を見かけた記憶は少ないはず。支笏湖の澄みきった水が生み出す、ここでしか出合えない冬の「支笏湖ブルー」をぜひ体感してください。

氷のトンネル

2012 千歳 支笏湖氷濤まつり

■開催期間/2012年1月27日(金)〜2月12日(日)
■開催場所/千歳市支笏湖温泉

支笏湖の澄んだ湖水をスプリンクラーで噴射して、自然の造形美あふれる巨大な氷像をつくり上げる湖畔の冬のイベント。会場には大小さまざまな氷像が立ち並び、夜は色とりどりのライトに照らされて幻想的に輝く。期間中は冬の夜空を彩る花火大会や氷濤ウエディングなど、各種ステージ行事を開催予定。


pure blue

日中に見る氷像は美しいブルー。快晴より薄曇りのほうが、より青さが際立つ。夜はライトアップされる。


スノーシューをはいて、
純白の森をのんびりと。

冬のアクテイビティで人気なのは、やはりスノーシュー。「お子さんと一緒に、長靴でも気軽に参加できるからでしょうか」と吉田さん。スノーシューウォーキングで氷結した滝を鑑賞するツアーでは、壁一面がつららのダイナミックな迫力に歓声が上がることも。「滝が凍った形は、みなさんなかなか想像がつかないみたいです」。一方、コーヒーを持ってモラップキャンプ場へ出かけるアニマルトラッキングでは、白い雪原にじっと目を凝らすと、エゾユキウサギや鹿、リスなどの動物の足跡が見つかり、野生の世界を身近に感じることができます。「木の葉が落ちて野鳥の姿もよく見えますし、冬の木の芽を観察しながらゆっくり歩くのも、楽しいですよ」。ぜひ神秘的な白銀の森へ繰り出しましょう。

吉田香織

自然公園財団支笏湖支部
スタッフ 吉田 香織さん

茨城県出身。ご主人の転勤で2000年に北海道へ移住。
2004年より支笏湖ビジターセンターのスタッフに。


puresnow

真っ白の雪原を歩くと、風の音や雪が降る音など「自然の声」が聴こえる。ネイチャーガイドによる、動物の足跡や樹木の種類についての説明にも耳を傾けて、冬の森を楽しもう。


支笏湖の森 冬のアウトドアメニュー